今までありがとう……
「夏菜恵どう?イケメン揃いでしょ!」
「あ、うん、そうだね」
男子が苦手な時点で興味とかわかないよ…
「実は夏菜恵に相談があって…」
「何空?なんか悩んでるの?」
「悩みとかじゃなくて、私好きな人がいるんだ…」
「えーー」
私の声は大きく体育館中に響いてしまった
練習していたバスケ部の人達がこちらを驚いた顔で一斉に見た
「ちょっ、声大きい」
「ごめん。てゆうか空に好きな人がいるなんて初耳だよ」
「うん…最近まで気になって程度だったからさ」
「そっかー。ね、その好きな人って誰?」
いくら男子が苦手な私でも友達の恋バナには興味がある
「あ、うん、同じクラスの南 海飛(みなみ かいと)くん」
「え、南くん⁈あの可愛い系男子の⁈」
南くんは男子が苦手な私でも比較的話しやすい数少ない男子のうちの一人
そんな南くんのことを空は好きなんだ〜
「空は南くんのどこが好きなの?」
「あ、うん、南くんもバスケ部なんだけどね、いつもマネージャーの仕事手伝ってくれたりするんだよね。
あと、バスケ部のマネージャーになってから女子の先輩に嫌がらせ受けたこともあったんだけど、南くんが助けてくれたりもしたんだ〜」
南くんのことを話す空は幸せそうだった