強引上司と過保護な社内恋愛!?
真奈と、どことなくギスギスした空気で別れると、放心状態のまま私は営業本部へと戻る。
桧山さんのデスクに置かれたパソコンは閉じられていた。
ホワイトボードを見ると、『名古屋出張、直帰』と汚い赤字で書かれている。
小日向さんも一緒のようだ。
こんな時に出張とはタイミングが悪い。
気を取り直し、パソコンへ向かおうとすると「泉ちゃん」と声を掛けられる。
振り向くと桧山さんの同期五十嵐さんだった。
「オランダ大使館の案件だけど、これから打ち合わせの議事録は俺にも送ってもらっていい?」
「何故ですか?」
思いもよらない質問での切り返しに五十嵐さんは若干面食らった様子だ。
「俺もこの案件を担当するから」
「でも、これは桧山さんの案件です」
こんな風に五十嵐さんを困らせるつもりはないのに。
真奈の話しを聞いた後だと、桧山さんの仕事を五十嵐さんに割り振っているように思えてしまう。
まるで、この部から出て行く準備をしているかのように。
「泉ちゃん、ちょっと時間もらっていい?」
五十嵐さんは困ったように微笑んだ。
桧山さんのデスクに置かれたパソコンは閉じられていた。
ホワイトボードを見ると、『名古屋出張、直帰』と汚い赤字で書かれている。
小日向さんも一緒のようだ。
こんな時に出張とはタイミングが悪い。
気を取り直し、パソコンへ向かおうとすると「泉ちゃん」と声を掛けられる。
振り向くと桧山さんの同期五十嵐さんだった。
「オランダ大使館の案件だけど、これから打ち合わせの議事録は俺にも送ってもらっていい?」
「何故ですか?」
思いもよらない質問での切り返しに五十嵐さんは若干面食らった様子だ。
「俺もこの案件を担当するから」
「でも、これは桧山さんの案件です」
こんな風に五十嵐さんを困らせるつもりはないのに。
真奈の話しを聞いた後だと、桧山さんの仕事を五十嵐さんに割り振っているように思えてしまう。
まるで、この部から出て行く準備をしているかのように。
「泉ちゃん、ちょっと時間もらっていい?」
五十嵐さんは困ったように微笑んだ。