ねぇ、松風くん。
***
あの告白の日から早1週間が経ちました。……避けて避けて避け倒しています。
優です。
「……結構 効いてるみたいよ?」
「え?」
今日は珍しくお客さんの入りが少ないため、綾菜さんが洗い場を手伝ってくれている。
私が洗い終わったコップを手に持っている布巾で拭きながら綾菜さんはクスリと笑った。
「葵。最近 抜け殻みたいにバイトしてるわよ。」
”優ちゃんとシフト違うからかしらね”
なんて綾菜さんは言うけれど、そんなはずがない。