キミを信じて

お兄ちゃんのダチ

どれくらい走ったんだろう?

とにかくみんなのもとから消えなきゃいけない
そう思ったらいつの間にか知らない町に来た

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・くっ」
今まで我慢してた涙が流れる

首元をさわるとみんなからもらったネックレスがなくなっていることに気づいた

これが、正解だったんだ。

そう思うと、涙が止まらなかった


いつのまにか雨が降ってきていたけど、その場から動く気にもならなかった



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