君からの好きって言葉がほしくて。
「…きゃっ」
私は足を滑らせてそのまま隼人のベッドに倒れてしまった
上からは隼人が覆い被さっている
「…っぶねーな。大丈夫か?」
「うん…大丈夫」
身体は大丈夫だけど心臓が大丈夫じゃない
隼人に音が聞こえちゃうんじゃないかってぐらいドキドキしてる
「お前顔赤いけど?ドキドキしてんの?」
隼人は覆い被さったまま聞いてくる
「…してない」
分かりきった嘘をついても隼人にはバレバレで
隼人はふっと笑って顔を近づける