君からの好きって言葉がほしくて。



─────「さゆりー!お友達来たから通すわよ」




私はお母さんの声で目を覚ました



いつの間にか寝てしまっていて気づけばもう午後を回っていた



私ってばいつの間にこんなに寝ちゃったんだろう



…って、え?お友達?




あ、寧々かな



だったら少しボサボサだけどいいよね




「はーい、どうぞ」



私は扉に向かって言った



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