without you
「・・あぁ」
「うっ」

・・・彼の素肌は、硬くて熱い。
鍛え上げられた分厚い体は、まるで壁のようで、波打つ筋肉は、まるで戦士か騎士のよう。

彼の素肌に触れるだけで、気持ち良さが増していく。
私の素肌を彼に触れてもらうだけで、快感が増して・・・。

「あっ、あぁ、あ。もうだ・・・ああぁっ!・・・ご、ごめんなさい。まさか、こんなにすぐ、私だけイって・・・」

あぁなんか・・・今頃恥ずかしさがドバーッと押し寄せてくる。
私は、久遠社長に背を向けた。

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