without you
キスをする寸前の、息が触れ合うくらいに。
私は、驚きで目を瞬いたけど、顔も体も後退させることはせず、4分の1外人の血が入った、純世さんの濃いイケメン顔を、上目遣いで見た。

「おまえは仕事辞めること、できねえな」
「な・・・あっ」

勘づかれてた!
しかも、不意打ちキスしてくるなんて!
やられた・・・!
また、この人に驚かされた・・・。


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