without you
「もぅ33なのに。子どもみたいに、ギャンギャン泣いちゃって・・・」
「何言ってるの。いくつになってもあみかは私たちの子どもじゃないの」
「・・そだね。あはっ」

親としての理屈が、本当に分かる時が来るのか。それは分からない。
でも母が言ったことには納得できて。
この日私は、久しぶりにたくさん泣いて、たくさん笑った。

心から。

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