魂‐soul‐
第1ゲーム
訳が分からぬままに始まってしまったゲーム。

あの場でずっと立ち止まっていても数字は止まってくれない。

仕方がないので、朔馬を先頭に四人は歩き出した。

指示通り、階段を上り二階へ移動した。

一人一人手分けをして探す方が賢明だろうが、どこで何が待ち構えているか分からない。

ただ探すだけではないだろう。

おそらく何かトラップのようなものがあるはずだ。

慎重に一つ一つの部屋を確かめていく。

広過ぎる上、どこも同じ風貌なので時折壁に見られる部屋の名前を記したプレートが無ければ間違いなく迷っている。
 
「一体どこまで続くねん」
 
探し始めて早十分。

歩いても歩いても同じ赤い絨毯が目に映る。
 
「だいたい、二階に上がれっていうのがおかしいねん。絶対何かあるわ」
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