魔女に恋した王獣
「誰だ、俺のこんなふうにしたの…」
普段より低い声が聞こえたと思った瞬間
ガシャンとものすごい音がした
それに小さく悲鳴をあげる女たち、その場が凍ったのがわかった。
そして、そこには‘’交通安全‘’
そう書かれた看板が無惨にもへこんで倒れていた
「次俺のに手ぇ出してみろ…、てめぇら全員どうなるか覚えておけ」
周りにとっては恐怖でしかないその言葉、声が
私にとっては泣きたくなるほど嬉しいものだった
そして、私はこの時
この男に…
野獣に恋をした…ーーーーー。