魔女に恋した王獣
こんな何もないあたしに、
ジンはたくさんのものをくれた。
仲間も、痛みも、嬉しいも、愛しいも、
好きって気持ちも。
あたしに欠けていたものすべて、ジンがうめてくれた。
ジンは優しくて、かっこよくて、人気者で、仲間もたくさんいて、
そんなジンにあたしは全然あってない
バカだし、性格悪いし。
でも、誰に何を言われても。
私はジンのそばにいたいの
優しくて、かっこよくて、人気者で、たまにSで、たまに甘くて。
私は、そんなジンのそばにいたい
すこしでも、ジンが安らげる場所になりたい
楽しいならお互い笑いあって、悲しいならお互い泣いて。
まぁ、泣くのは私だと思うけど。
だけどその時は、ジンの分までないて。
そうやって、悲しみを半分にしたり。
痛みを分かりあったりして。
お互い、嫌なこととかいろいろあるけど、それも全部愛情で包む。
ジンの安らげる場所
そんな居場所になりたいの。
ジンの家族になりたいの。