ただ、キミのことを好きでいたいだけ。






「だ、だれのせいだと思って_____」



「____だれのせいなの?」



そう言って、さらに顔を近づけた。



「………っ…!」




駿河は、私をどれだけドキドキさせたら気が済むんだろう。




駿河といると、自分が自分じゃなくなっていく感じがする。



心が乱されていく。


でもそれは、全然嫌じゃなくて。



< 95 / 112 >

この作品をシェア

pagetop