地味男の秘密
「雅、明日校長のところに行こう」

「え?」

「相手も高校生だし、すぐ警察ってわけにはいかねぇだろ。
校長の忠告でなんとかなるならそっちの方がいい。大騒ぎにならなくて済むし」

「うん、そうする」


圭人ってやっぱりすごい

いろんなこと考えてくれる



「風呂、入ってこいよ
着替え貸してやるから」

「う、うん…っ」


私は圭人の腕から離れてお風呂場に向かった


「はぁぁ〜」


色々なことがありすぎて、ついていけない…

ストーカーがとにかく怖すぎる。

なんでこんな目にあわなきゃいけないのか…



でもこんなに落ち着いていられるのは、

圭人のおかげかも

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