クールな君が好きなんです!!


廊下を歩いていると、佐々木とすれ違った。

佐々木は、止まって何かを考えてから
俺の前に戻ってきた。



「……高野、お前のファンに文句言われてた。」


その言葉を聞いた瞬間、びっくりした。


「多分、結構前から何かされてると思う。まぁ知らないけど…。」

結構前から……?
そんなの知らないし、聞いてない。



………いや、言うわけないか。


「ふぅん。で?高野どこにいんの?」


「……保健室」

俺の質問に、少し間があってから答えた佐々木。

俺が保健室に行こうと足を動かした瞬間に、腕を掴まれた。


「叩かれて泣いてたから今は行かない方がいい。お前、女嫌いなのはわかるけど高野傷付けんな。」





そう言ってから俺から手を離して歩いていく佐々木。


は……?
女嫌いなのはお前もだろ……?




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