ずっと隣にいたかった……。
私の手術が始まった



この時もお父様のことを考えていた





魔「終わったよ。

とりあえず安静していてね。
主人には理穂様は死んだって伝えとく」





「ありがとう……。
直哉……華波さんとやり直せるようにがんばってね。」


華「なに言ってんのよっ!!!!」




魔「華波………これ。
受け取ってくれ。
近いうちに迎えに行く。
一緒に暮らそう……。
そして……3人で暮らそう……」





華「3人??

お母さんは死んだんじゃ……」





「ちがうよ……。
記憶をなくしていたから死んだことにしたけどとっくに戻ってるよ。」






華「でも……今さら家族になんてなれないよ……」




魔「なれるさ。
だって俺たちは華波をずっと迎えに行こうと考えていたんだからな。

華波……帰ろう……」







ギュッ





華「うんっ!!!!
お父さん……寂しかったよ……(涙)」




魔「ごめん……(涙)」





よかったね……華波さん。





親子でちゃんと暮らすんだよ。






さぁ……私もお父様と決着をつけないと








まぁ、その前に傷を治さないとね。






お父様……待っててね(笑)







私はこの時心の黒い部分があらわした





私の心には思いはただ一つ










あいつを殺す。








これだけだ。
















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