神恋~水神様に恋をした~
本当に困っているのか、声色にどこか焦りを感じる。
闇の者でなければ、この人と一緒にいても白は怒らないだろうか。
それを心配するよりも、今の私は彼女の不安のような気持ちを取り除いてあげたいと思う一心で。
どうやら首を縦に振っていたらしい私は、気付けば彼女の住み処にいた。
彼女の住み処は湖で。
ただの湖じゃない。
これは温水?
温かな湯気が立ち込めるここは、言わば自然の温泉のようで。