幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
大斗のこと、好きなんだから。
「ちょっとね…
この週末、良いように過ごせなかったんだ。
だから気分沈みっぱなし」
はぁ、ともう一度ため息をつく。
「ふーん。
まぁ詳しいことは、小夜の気持ちの整理ができたら聞くよ」
と、心優しい声が聞こえた。
朝の時間が終わるチャイムが鳴る。
今日1日、あたしはずっと肘をついて授業を受けたのだった。
「小夜。
なんか今日ずっと浮かない顔してたね。
パァーと買い物しようよ!」