ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
先生、私はピンチです。
今日も、先生のところに3人でいる。


「ほら、もう帰りなさい。親心配するよ。」


毎日、先生にそうやって言われるまで『英語準備室』に居座っている。


「帰りたくないな~」


「先生、優も帰りたくない!」


「先生、千音も帰りたくない。」


優と鈴は子供みたいに駄々をこねるけど、私はそんな事しない。


ただ一言、優と鈴が言ったことをもう一度言うだけ。


でも、本当に家に帰りたくないのは事実だ。
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