好きでやってんだから。
速人 「うっせーな。
なに泣いてんだ。バカ。 」

歩 「えっ…?」


速人くんは起き上がろうとした。


速人 「ぅ…いてっ……」

歩 「ダメだよ!安静にしてなきゃ。」


僕は、速人くんを寝かせた。


速人 「歩、今日何日だ?」

歩 「11月22日だよ。」


速人くんは、僕を引き寄せて
ぎゅっと抱き締めてくれた。

速人 「ごめんな、何もなくて。」

歩 「目を覚ましてくれたことが
最高のプレゼントだよ!」


速人くんは、僕達の1年記念日に
目を覚ました。


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