食べちゃうよ。
彼を信じてみます。









チュンチュンチュンチュン……




眩しい朝の光に、爽やかな小鳥の声。

あたしは目を開けた……。




見慣れた白い天井。

だけど、雰囲気が違う。

あれ?カーテン、紺色だっけ?

そう思って横を見て……




「!?」




お決まりのように飛び起きた。





あたしの目と鼻の先には諒君の綺麗な顔があって。

目を閉じ、少しだけ口が開いていて。

胸が微かに上下している。




あたしの馬鹿!

また諒君と朝チュンしてしまったの!?

そして、またまた記憶がないの?



< 82 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop