夏恋
子供たちが走り去った時に耳にした子供たちの声がすごく心に残っている。
私はちらっと隣の様子を伺う。
…あ、なんかすごくどうでも良さそうな顔してる。
やっぱり都会の人ってこういうこと慣れてるから平気なのかな…
なんて思ってると櫂と目が合った。
「何、動揺してんの?」
「べっ、別に!」
はあ…私ってなんでこう…素直じゃないかなあ…
それからは何も話さずに歩き、私たちは山のふもとに着いた。
メニュー