ショコラlove 短編集1完結
「何でもない。」
「そっか。」
夏樹がしょぼんとしてる。ごめんなさい。
でもその前に、
「ねぇ夏樹。そろそろ、おきあがんない?」
そう寝たまま、ギュってされて話していたのだ。これじゃ心臓もたない。
「やだ。真琴教えてくんないから。ギュッてしたい。」
うん。教えれない。だったら無理やりでるまでだな。
「夏樹ー」
で油断させて、と思ったけど夏樹の腕が強くなるだけだった。