ショコラlove 短編集1完結
キーンコーーンカーンコーン
「ほら夏樹チャイムなったよ!」
「仕方ないか。」
やけに素直になったけど、夏樹でもチャイムの言うことはきくらしい。
「今失礼なこと思ったでしょ。」
図星。なんともいえない。
話そらす。ずっと気になってること今ならいえる。
「そーいえば夏樹何組なの?」
「言わなきゃだめ?教えたくない。」
「ならいいや。」
だめだった。やっぱり教えたくないんだ。