ショコラlove 短編集1完結
最後好きって……。
嘘だ、だって。夏樹は
「好きって……嘘だ。だって夏樹クラスも教えてくれない。」
うん。そうだ私を好きな訳ない。
「それは……。かっこ悪いから隠そうと思ってたのに……。でも真琴泣かしたら意味ないか。」
「なに?」
ブスッとした顔で言う私はつくづく可愛くない。
「真琴?ちゃんときいてね。俺は真琴のこと好きだよ。大好き。だけど、クラス教えなかったのは……クラスのやつに真琴のこと見られたくなかったから……。」
「えっ?私?」