私達のクリスマス
12/24 不運な



おじいさんは、
飲酒運転による暴走事故に
巻き込まれました。

かなりのスピードが出ていて、
おじいさんは即死でした。


おばあさんがそれを警察の連絡により、
すぐに知りました。

おばあさんは
その日ずっとおじいさんの近くで

「帰ってきて…。なんであなたなの…。」

とずっと嘆き悲しんでいました。

おじいさんは、
無口で普段あまり喋りません。
でも、おばあさんは知っていました。

彼がとても優しい人であること。

おばあさんは、
誰にでも優しく、信頼され、
とても可愛らしい人でした。


夜になり、おばあさんは、
家に帰りました。

家でもずっと泣き続けていて、
いつの間にか眠っていました。


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