双姫 Ⅲ
「幸せそうで良かったよ。」
今でも思い出す。
『…叔父さんはその後どうしたの?
お父さんが簡単に行かせないと思うけど。』
おぉ、エスパーか?
「ご名答。
式が終わって帰ろうとしたら、
ドス黒い笑顔で
「どこ行くのかな…?」って
肩掴まれて逃げられなかった。」
容易に想像出来たんだろう。
朱羽、蒼月そして天空迄もが頷いている。
「その後に、
全部問い質された事も予測出来るだろ?」
まぁ、問題はその後に何をしたか…だけどな。