幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





辛い時はこの写真を見て元気を出して。私からの細やかなプレゼントだから。



そう書いてある手紙を読んでからペンダントを見つめた。



幸「お母さん、お父さん」



私の呟きはたった一人きりの部屋の中で響いたように聞こえた。



土「入るぞ」



自分の部屋だというのに律儀に確認する土方。



それに返事をすると障子が開いた。




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