冷たい君の裏側。
「ちぃ、怒らないでよ…ごめんね?」


狡いよね。ホント。
そんな目で見つめられたら、許しちゃうじゃん。

ふと今日同僚が言ってたことを思い出してしまう。


『ねぇね?結婚とかは考えないの?』


かぁぁぁ////


「ど、どうした?」

勝手に赤くなった私をソラくんは驚いたようにじ、と見つめる。

「な、なんでもない!」

「隠しごとするの?」

「ほんとになんでもないの!」


ふーん。

ソラくんは納得がいかないと言うように拗ねるけど。
言えないよ。ね。
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