信じろよ、俺のこと。



「ゆずさん。」


あたしが固まっていると

隣にいる佳那汰が話しかけてきた。


「俺ら知ってたんです。その計画。

当たり前ですけどね。

あの計画が実行される数日前

たぶん、貴樹さんが希一さんに接触した日

その日から貴樹さんは毎日ここに通ってました。

俺らの仲間として。」


「…………仲間、として?」


「はい。俺らも最初は信じられなかったけど

俺らも信用するようになったんです。

本当に真剣に、どうしたらゆずさんに

一切被害なく助けられるか

どうしたら白夜をつぶせるのか

ずっと考えていたんで。

あの人は協力してくれって

俺らに頭を下げたんです。」


…………そうだったんだ…。



< 157 / 170 >

この作品をシェア

pagetop