『あいしとうよ』『ごめんね』
「ねぇ、ゆうちゃん、またさ、2人で話したいって言ったら嫌?」
「別によかよ。」
否定じゃなかった。安心した。余韻に浸るのも束の間。しんやとの電話が始まった。
しんやと会話しつつ、ゆうちゃんに初めて、ラインを送った。「今日話してくれてありがとう」ゆうちゃんはあまり顔文字は使わなかったけど、マメにラインを返してくれた。わざと寝落ちしたりしてダラダラとラインを続けていた。
たまにゆうちゃんとも電話していた。しんやにはもう眠いから電話切るねと告げてからゆうちゃんと話していた。ラインのやり取りをするようになってからゆうちゃんはあまりしんやの所に遊びに来なくなった。
うざがられてる。
その言葉が脳裏に浮かんだ。