はじめましてを何度でも。
純太と三輪が睨み合って火花を散らしていると、彩がおずおずと手を挙げた。
「前原さんどうぞ?」
圭が担任の真似をしながら彩を指す。
「はい、明日学校終わって直接行けばいいと思いますっ
その方が体力も残ってるだろうし、明日は雲一つない晴天だって天気予報が」
「おぉ!彩ちゃんナイス!」
「三輪もそれなら文句ないよな?」
純太が勝ち誇ったようにニヤニヤ笑うと
「今回は彩に免じて折れてあげる!
ほんっと男子って情けないんだから」
そう言いながらも嬉しそうに三輪は笑った。
「よしじゃあ今日はかっいさーん!」
彩の号令にみんなが手を振りながら帰り出す。
もちろん俺は彩と一緒に。