れいちゃんと僕

少し開いたドアの隙間から祖のようすをみる。


森田先輩の隣に遠慮がちに座るれいちゃん。

そんなれいちゃんを嬉しそうに見つめる森田先輩。



気づいたら2人の唇が重なっていた。


最初は軽いそれがだんだんと深くなっていく。

思わず目を背けた。

そうしても僕の耳に届く液と液が絡み合う音に僕の頬に涙が落ちてしまった。
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