久瀬くんは〇〇恐怖症
そう言った私に

久瀬君は一度頬に手の甲を当ててため息。

「…どうってことない。
それよりこの後どうしたい?」

「え?えーと…」

どうしたい?って、

私的にはもう

久瀬君といるだけで満足というか…

っていうかもうカフェに行くっていう目的は果たしたのに、

まだ一緒に過ごしていいんだ…

ジーンと胸が温かくなるのを感じていると、

久瀬君が首をかしげる。

「どうした?決められないか?」

「えっと…あ!
図書館行ってもいい?」

「図書館って、この先の?」

「うん。
ずっと前に久瀬君におすすめされた本にはまっちゃって…」

「あの猫の?」

「そうそう!普段本なんて全然読まないんだけどね、…」

そんな他愛のない話をしていると…
< 196 / 293 >

この作品をシェア

pagetop