陽だまりのなかの僕ら


―――――――――・・・




「―――・・・ま・・・し、・・・しま」


「詩麻!!」

はっと目が覚め、重たいまぶたを開ける。
あれ、私、なにして・・・

私はうーんと唸りながら、目をこすった。


「・・・・・・!」

自分が寝てしまっていたことに気付いて、ばっと顔を上げる。
慌てて前をキョロキョロした。

「あっ、はっ、話し合い―――・・・」

左を向くと、


「もう、1時間半前に終わってるけど?」

壮くんがいた。

「そ、壮くん・・・」


悪戯っぽく笑う壮くん。

「あっ、ごめんね―――・・・」


私が立ち上がろうとすると、なにかが背中かからパサリと落ちた。
振り返ると、学校指定の制服。

「・・・・・・。」

壮くんをみると、Yシャツになっていた。

・・・ってことは・・・。

私は考えを巡らせ、状況を整理する。

「これ、壮くんの・・・」


壮くんは知らんぷりをして、ひょひょっと黒板を消していた。

「あっ、そ、壮くんっ・・・」

私が呼ぶと、ピタッと止まって、壮くんが振り返る。
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