もっと、キスして


「わぁ、凛めちゃくちゃ似合ってるよ。最高。」


「ありがとう泰成。」


黒の生地の着物には帯のしたから金糸で縁取られた妖艶な赤いバラが裾まで続く。

赤い襦袢がさらにその着物を艶っぽく見せた。


「見た感じと着た感じがまた違ってドキドキする。

おかしくないかな?」


「おかしくないよ。

…めちゃくちゃ似合ってる。」


泰成はすごく真面目な顔をしてそう呟いた。



「なんか照れるじゃん、やめてよ。」


あ、今私顔赤い。


「かーわい。…龍に写メでも送ってやんねえとあいつ拗ねるだろうなー。」


「なんでそこで龍青が出てくんの。」


「凛もほんとに人のこと言えないぐらいの天然だよね。」


「どういう意味よ。」


意味わかんないから。


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