もっと、キスして


何十個も、根性焼きをされた。


もう、疲れた。


「しゃぶれ。」


いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。


「いや…いや、」


「ナメてんのか?」


そこからはしばらく殴られて、蹴られて。


痛い。痛い。いやだ、助けて。気持ち悪い。


前髪をつかまれて、無理やり口元に生々しいものを持ってこられる。


ねえ、助けて。


「死にてえなら殺してやる。」


私が口を開かなかったから、男はキッチンにあった包丁に目を向ける。


「まって、まって!!!何でもするから、何でもするから、………殺さないで。」


多分男は私のこの言葉を望んでいたんだと思う。


何でもする。


地獄のような日々が始まった。


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