もっと、キスして
こっちに向かってくるPolarisと呼ばれる人たちは三人組。
前に黒髪の短髪で耳にピアスをたくさんはめたキレ長目のイケメンと、
少しだけ背の低い栗毛でふわふわの髪の可愛らしい見た目の人。
その二人の後ろに身長がずば抜けて高い金髪の人。
ネコ目の二重にすっと通った鼻。
薄い清潔感のある唇。
そして、やたらきれいな金髪。
リップとラブレットのピアス。
3人の中でも特に視線の鋭いその人は、一瞬でこの学校の頭なんだろうと確信した。
筋肉のつき方だってその人は明らかに並大抵じゃない。
「そこの可愛いおじょーうさんっ。」
「は?」
あ、素で出ちゃった。
気づいたら目の前にいた3人。一番最初に話しかけてきたのは可愛い見た目の人。
「凛!バカ!バカ!ほんと馬鹿!」
「なんでよ。ふざけて話しかけてくる方が悪いんじゃん。」
なぜかちのはちょっと怒ってる。
「リボンの色赤いから今年の生徒か。」
黒髪の人が静かに言う。
金髪の人は、しゃべらない。
「1年生?だからここに座ってたのかー!」
「それってどういう…」
「え、ここ先輩方の特等席な感じだったんですか!?すいません!」
意味の分からないことを口走ってすぐ席を立つちの。