もっと、キスして
「凛も立って!」
「はあ?なんでよ。」
意味わかんない。
なんで突然来た変な人たちのために席譲らなきゃいけないの?
「いいんだよ~」
可愛らしい人がにこにこして言う。
「別に俺ら以外座んなとか言ってないし思ってもねえの。
だけど毎日ここ座ってたらどんどん人が寄り付かなくなっちゃっただけ。」
黒髪の人も苦笑いでそう言った。
まあそりゃそうだよ。
「私だって知ってたら座んなかったと思う。」
こんなガン飛ばしながら絡んでくる人たち。
「もう凛!失礼すぎ!」
「そう?」
ちのがなんでそんな焦ってるのか訳わかんないし。
「い、いこ!もうケーキ食べ終わってるよ!」
「うん、いこっか。次なんだっけ。」
「覚えてないそんなこと~!」
脇にあった台拭きで机を拭いてから席を立つ。
「じゃあ先輩方失礼します。」
「またね!」
ちのが挨拶すると黒髪の人とかわいらしい人が挨拶してくれる。
教室に戻ろうと背中を向けたとき
「おい。」