悪魔に取り憑かれました。
magenta-マゼンタ-
ダイヤ
「…よし、今度こそ…」
恐る恐るオーブンを開ける。
すると……
「うわあああ!!!」
焦げ茶色の物体があった。
「なにそれ、メンコ?」
この声は……
「うるっさい!」
ほとんど膨らんでない、ぺちゃんこの焦げ茶カップケーキをひょいっと掴んで、悪魔はかじった。
「まっず。苦いしカチコチだし」
「もー!邪魔しないでよっ!」
白金先輩と仲良くなりたい私は、カップケーキを作ってプレゼントしようと思い、日曜日の今日、必死でカップケーキを作っていた。
なのに…もう3回目なのに全然うまくできない!
なんで!?
恐る恐るオーブンを開ける。
すると……
「うわあああ!!!」
焦げ茶色の物体があった。
「なにそれ、メンコ?」
この声は……
「うるっさい!」
ほとんど膨らんでない、ぺちゃんこの焦げ茶カップケーキをひょいっと掴んで、悪魔はかじった。
「まっず。苦いしカチコチだし」
「もー!邪魔しないでよっ!」
白金先輩と仲良くなりたい私は、カップケーキを作ってプレゼントしようと思い、日曜日の今日、必死でカップケーキを作っていた。
なのに…もう3回目なのに全然うまくできない!
なんで!?