最後の夏休み~運命の日まで~
私は何に恐れているのかがわからない。
かなこちゃんたちが離れていくのが怖いのか。
そうではない、もっと大事なことがあるはずだ。

「ゆき…今日はもう寝よう。」

「うん。」

「大丈夫!私がついてるから!」

「ありがとう。」

不安にかられ、そしてこわく、なかなか眠りにつくことができなかった。
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