無愛想彼氏とド直球彼女の日常

振り向けば、そっぽを向いてる。




でもね?

真っ赤な顔は、全然隠せてないんだよ?


またしても、にやにや。


「だからハル、大好き!!」


にっこり笑うと


「うるさい」


ほらまた。


「一回黙れないの?」


それなのに、掴まれた腕は、そのまま離されることはない。




ねえ、ハル。


ハルの憎まれ口は、ただの照れ隠しだって知ってるよ。




ハルが繋いでくれた右手を、ぎゅっと握り返して




「ハルと話したいから、一生黙れない!」




溢れる想いを、その手に込めた。



< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

義理じゃないチョコ、あげます。

総文字数/20,930

恋愛(ラブコメ)40ページ

表紙を見る
お調子者とあまのじゃくの曖昧な距離

総文字数/4,612

恋愛(学園)25ページ

表紙を見る
遊び人はおことわり!

総文字数/15,283

恋愛(ラブコメ)42ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop