男な女と女な男
「…。そんな現場を見ないとわかんねぇな。」

「樹里は多分今みたいな心境になるやろうと思うで??」

淡々と言った後水を口に運ぶ拓也。

「何でそんな事分かるんだよ。」

「さぁ?そんなんいずれ自分で気が付くわ。」

「なんだよそれ…お前に結局話ても一緒じゃねーか。」


ぶぅっと少し膨れながら目線を窓の外へ外す。

「あっ.そうだ!!島津は好きな奴とかいないのかよ。」

樹里はひらめいたように拓也を見る。

「気になる奴はおるなぁ。」

「誰だよ!」

「言うかアホ。」

少し照れくさそうにする拓也。

「なんでだよ~.ケチなやつだな。」

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