湖都子のポエム4
信じたくなかった

いつもの日常…特に変わりはない

彼女がいなくなるなんて
一度も考えたことなかった
ずっと幼なじみとしてでも
一緒にいられるんだって思って
安心していたんだ

そんなの今考えればありえないことなのに
幼なじみで特別な存在だって思ってた

理由なんてなくて…ただ最初から惹かれて
ずっと一緒にいたいと思っていた
ただまっすぐに自分の気持ちを辿ってく

彼女がいなくなるなんて信じられない
…信じたくなかった
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いつもと変わらないのに、琴里だけがいない。家を出て一人暮らしを始めたって…急に琴里の姿が消えた。ケータイも繋がらないし、いきなりいなくなるなんて…

今まではそばにいてくれたけど、これからは幼なじみとしてでもそばにいられないんだ。琴里にとって、俺なんてそんなに特別じゃないんだ

幼なじみをやめたら、恋人になれるって安易に考えていた。だけど、幼なじみをやめたら、他人になるんだ…冷静に考えればわかることじゃないか…

子供の時からずーっと好きだったのに、琴里がいなくなるなんて考えたこともなかった。とっても悲しい気持ちになった…

会えない時、想いは膨らむ一方。気持ちは強くなるなかりで…ずっと…気持ち抑えられない

息苦しい毎日。1人でぼーっとしていた。1日ってこんなに長かったっけ?琴里といる時は楽しくて、1日が過ぎるのがあっと言う間だったのに
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