湖都子のポエム4

何を勘違いしていたんだろう…


ニコッと笑う優しい瞳に早くなる鼓動
包容力も優しさも
何でもないことかもしれないけど

今…嬉しいような…楽しいような…
心の底から笑えてる

優しい手を失いたくなくて
一緒にいてほしかったけど…

彼はいつも優しかったから
ずっと一緒にいてくれると思ってたけど…

何を勘違いしていたんだろう
バカだよね
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目が合った。優しい笑顔にドキンとした。ドキドキとうるさい心臓の音。

蓮くんの友達に声をかけられた。
「蓮のことなんだけど、美波ちゃんと付き合ってるから、美波ちゃんが不安になるようなことしないでくれる?」
「私、そんなことしてません」
「そう?ならいいけど…」
蓮くんに彼女いたんだ。確かに、美波さんと仲良かった…ね。かなりショック…そうだよね…彼女いない方が変だよね。蓮くんの優しさに勘違いするところだった。バカだよね…胸のドキドキが痛みに変わって、グッと締め付けられる

幸せだった時間はあっけなく終わり、苦しい

そんなやりとりをしているところに、バイトリーダーの人がきた。そして、問題おこすなら、やめてほしいんだけど…って

「ゴメン。そんなつもりじゃなかったんだ」
と、蓮くんの友達が帰っていった。

言いたいことは山ほどあったのに、言えば余計に惨めになる気がして、口にするのをやめた。

本当に、私って何やってもダメダメ…弘人の時も、今回も迷惑かけてばかりで…何やってんだろ…
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