湖都子のポエム4
再会

彼女のことを愛しいって思う気持ち
だけど付き合ってるわけじゃない現実

答えなんてわからないけど
ただ一つわかってること…
オレは彼女のことが好き

恋をして初めて知った
毎日彼女の隣で見る新しい世界

彼女の声…それだけで愛しさが溢れてくる
彼女が好き…ただ…それだけ…
間違いなく本気の恋

彼女以外の人を好きになることはない
これ以上の気持ちなんて知らない

だけど彼女に迷惑をかけてるのは…オレ?
彼女を苦しめていたなんて全然知らなかった
オレがいなければ…
こんなことにはならなかったの…か?

オレがいなければ彼女を苦しめることなんて…
苦しまないかもしれないけど
オレの隣に彼女がいないなんてやだよ
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琴里が店を辞めたら、会えない。

ばか…だな。せっかく近くにいられたのに…
ただ、元に戻るだけなのに、気持ちは元には戻らない。

過去に戻ることはできないし、人生はやり直すこともてきないけど、今、俺はここにいる。

出会ったことを後悔しても、意味はない。出会ってけら楽しいことばかりだった。琴里がいなくなった今、苦しい。

こんなことぐらいで弱っちいな…俺

琴里にどうしても会いたい。琴里の高校まで会いに行った。声を聞くだけで、愛しさが溢れてくる。

琴里といると、すぐに周りのことなんて考えられなくなる。琴里だけが俺を支配する。時間も忘れてしまうほど、夢中で琴里を見つめる。

「なんで急にやめたの?」
「色々あって…」
「次のとこ決まってないなら、戻ってきなよ」
「わざわざありがとう。でも、ごめんなさい。もう戻ることは…ないから」
「そっか…次に働く店決まったら、教えてね」
「蓮くんに関係ない…よね。」
俺には関係ないって思ったから、辞める時も相談もしてくれなかったの?
「琴里ちやんは、俺のこと好き?」
好きと告白はできなかったけど、どうしても聞きたかった。
「蓮くんのことなんて全然好きじゃない。店も辞めたし、もう会うこともない」
こんな言葉を聞きたかった訳じゃない。俺、そんなに嫌われてた…の?嫌われていた事実にショックを受けてる。俺は、こんなにも好きになってたのに…ホント最悪。俺と一緒にいたことをなかったことにしたいの?そんなのイヤだ。

初めて見る表情。そんな表情にさせてるのは…俺?どうして……
「お前には、もう話しかけない」
冷たく突き放して、走り去る

誰もいない公園のベンチで、悲しくて、辛くて辛くて、泣き続けた。

頭の中がグチャグチャで苦しくて、辛くて…わからないよ。

ただ…泣き続けた。

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