湖都子のポエム4


彼の冷たい眼
突き放すような声
遠い人になっちゃったみたい

でもね…
私の気持ちはあの時のまま
全然変わらない

何もしないまま終わりたくない
終わらせたくない
好き過ぎて死にそう

そばを離れたくない
私を突き放さないで

彼の心には別の人がいた
わかっていても冷静でいられない
異常なのかもしれない

大事に大事に育ててきた想い
いつか伝えようと思っていた気持ち
伝える前に砕け散った

ずっとそばにいたい
もう後戻りできないんだ
もうそばで見てるだけじゃダメなんだ

彼はいつも優しい目で見ていた
いつもそんな彼を見ていた
周りの音が聞こえなくなる

今までと何も変わらないのに
どんどん遠ざかっていくような感じ
いつも不安で…切なくて
彼はいつかいなくなってしまう気がして
どんどん沸いてくる不安感を
必死で抑えようとしてた

これでいいのかな?
これじゃいけないんじゃないかな?
不安で胸がキュッと痛む

私じゃだめなの?
何がどうなっても
それでもそばにいたい
ワガママな私の言葉を聞いて…

想ってるだけじゃ
彼はこの手にできないから

彼を傷つけても
彼の一番近くにいたい
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嘘をついて、彼を傷つけたのは私。ただ、そばにいたかったから…

ねぇ、彼を私にちょうだい。高校の恋なんて、長くは続かないんだし…それなら、彼を私にちょうだいよ。好きって気持ちは大事だけど、いつかは冷める。だったら、今、私にちょうだいよ。

好きになると、周りのことなんて考えてる余裕なんてない。本当はわかってた…あの子だけを見てる。私の恋の邪魔をするな。私がよく思われたい相手は、彼だけ。ずっと一緒にいられますように…

すんごいイヤだった。彼が他の子といるのなんて…彼が特別な顔をするのはあの子にだけ。でも、とうすることもできなくて…彼を奪われてしまいそうで不安で不安でたまらない。

本当はつきあってないのに、嘘をついて、あの子を彼のそばからいなくなるように引き離したんだ。そうすれば、彼の一番近くにいられる、今の関係を続けていられる。嘘の関係は関係は早く終わらせなくちゃと思うけど…離れたくない。

でも、なんか悲しくなってきた。胸がきつく締め付けられる。
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