湖都子のポエム4

泣きながら眠る夜


世界が滲んで見える
泣きながら眠る夜

好きだから離れるなんてやだ
あなたのこと好きっ…
本気で好きになったら何も関係ない
好き…好きっ…大好き

どうして…今頃…
傷つけた後悔と自分の気持ちに
気づいちゃうんだろう

どうして私じゃダメなの?
どうしても手に入れたい人がいる
あなたのことを考えると
胸がキューンってなっちゃって
もっと近付きたいだけなんだけど

消せない恋心
いつか…治まってくれるよ…
自分に言い聞かせてる

こんな私は彼のそばにいる資格はない
彼のそばにいられるわけない
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メイドをしていた。いつも優しくしてくれた彼
…私を好きなんでしょ?毎日のように、お見舞いにくる女。邪魔だった。あの女がいなくなれば、私がずっと一緒にいられると思っていた

あの女がこなくなったら、彼から笑顔が消え、今日まだ笑顔見てないよ。私がいるのに、なんで?私のことなんて、何とも思ってない…んだ

こんなことになるなんて思ってなかったんだ。自分が情けなくて、彼のかわりに死んでしまいたかった。

私の知ってる彼じゃないよ。なんで…なんで私じゃダメなの?初めて会った時から彼だけだったよ。一緒に過ごしてきた長い長い時間、キラキラ光って溢れ出した。私には、彼を支える力はなかったんだ。これからは、彼が幸せになれるように見守っていこう。彼が幸せならば、それだけでいいから…
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