湖都子のポエム4

彼の寂しさ…


いつも人に支えられて生きてきて…
彼を支えたい

彼の寂しさが伝わってくる
もうそんな寂しい顔なんかさせない
心を重ねることができたなら

目が合う
なんだか照れくさくなり
彼に背中をむける

何度だってやり直せばいいよ
失敗だったかなんて
後になってみないとわからないよ
それなら楽しんだほうがいい
----------------------------------------------
お見舞いに行くと、ベッドで眠っていた。しばらく見ていると、うなされて目を覚ました。

手を握った。にぎりかえしてくれたけど、彼の目に涙が溢れていた。そんなに辛かったんだ。
ありのままの姿が見えてくる

彼が今一番しなきゃいけないことは、楽しむことだよ。

私が守らなければと思った。
< 87 / 141 >

この作品をシェア

pagetop