1ページ過去編
木枯らし吹く帰り道
待ち合わせの
この木の下に

今日も 君は来ない

馴染んでしまった
ひとりきりの 帰り道

君を待つのは
今日で最後にしよう と 決めて

木枯らしにかじかんだ指で
僕の中から 君を消す

歩き出せば…
風は 背中を押すようで。
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